大学受験英語 長文読解力養成講座 スーパーSIM

スーパーSIMが、志望校への合格を次々ともたらしている理由は、その独自メソッド「SIM同時通訳方式」が、英語を理解する際の「語順の問題」を解決して、英語の学習効率を劇的に改善する点にあります。

そこでまず、「語順の問題」とは何かを説明します。
たとえば、

Jane gave me the bag that she had found in the garage.

という英語があったとします。ちょっとこの英文の意味を取ってみましょう。

もしこの英文を、「ジェーンは、彼女が車庫で見つけたカバンを私にくれた」と意味を取ったとしたら、以下のような順番で、英文の中を行ったり来たりして意味を取ったはずです。

実は、このように、日本語と語順の違う英語を、日本語の語順に置き換えて、行ったり来たりしながら読む読み方を「返り読み」と言います。

この「返り読み」は、一般的に中学、高校で習う英語の読み方ですが、これには致命的な欠陥があります。

それは、文頭から文末まで行ったり来たりするので、「あまりにも時間がかかる！」ということです。こんなことをしていたら、長文読解問題にとても対応できません。
また、リスニングでは、「返り読み」をして理解すること自体ができませんから、完全にお手上げになってしまいます。

この「返り読み」の問題を一挙に解決するのが、「SIM同時通訳方式」です。

「SIM同時通訳方式」では、下記のように、英語をセンスグループ（意味のまとまり） ごとに、英語の語順のまま、内容を一直線に理解していきます。

この方法だと、「返り読み」の行ったり来たりが解消するので、英文を読んでいても、英文の最後に来た瞬間に、全体の意味を把握できている状態になります。また、英語を聴いていても、相手の話が終わった瞬間に、全体の意味を把握できている状態になります。

従来の「返り読み」式の最大の問題点は、入試の長文問題などで、訳すように言われていないのに、英文をきれいな日本語にわざわざ「翻訳」することで、自ら速読と即聴即解を不可能にしている点にあります。

英文和訳問題では、きれいな日本語訳を作る必要がありますが、入試問題の大半を占める長文読解問題では、英語の内容を「理解」するところまでを求められているわけですから、この「SIM同時通訳方式」のやり方が一番合理的なのです。

また、「SIM同時通訳方式」に基づく英語理解の仕方は、英米人のネイティブが母国語である英語を理解するときに無意識に取っている方法と同じなので、実はこれこそが、英語理解の本来の方法だと言うこともできます。

スーパーSIMは、この「SIM同時通訳方式」を、トレーニングの形でレッスンの中に組み込んでおり、その学習トレーニングを繰り返すことによって、英語をセンスグループ（意味のまとまり）ごとに、「英語の語順」のまま読んで理解したり、聴いて理解したりするネイティブ同様の「英語の思考法」を養成します。

スーパーSIMでは、まずSIM音読トレーニングという長文読解のトレーニングを通じて、英語を速く正確に読む速読力（リーディング力）を養成します。その結果、入試英語で配点の高い長文問題で高得点が取れるようになるので、偏差値が目に見えて上がり、志望校の合格が一気に身近なものになります。

さらに、Hop,Skip&Jumpトレーニングというリスニングのトレーニングで、英語を聴いたそばからどんどん理解していく即聴即解力（リスニング力）を養成します。この2つのトレーニングをやるなかで、英単語のボキャブラリーもどんどん増えていき、英文法、構文への理解も深まります。

このように、スーパーSIMで英語を勉強すると、まず長文読解力が身につくので合格を一気に手元に引き寄せることができ、さらにその実力がリスニング、英単語、英文法、構文などあらゆる分野に波及するので、英語の学習効率を劇的に改善することができます。これが、スーパーSIMの受講生の多く方々が、志望校への合格を果たしてきた理由です。