スーパーエルマーのユニークな学習理論
「SIM同時通訳方式」
スーパーエルマーの受講生の多くが、短期間で英語力をアップさせ、TOEICのスコアを大幅に伸ばす秘訣は、「語順の問題」の解決にあります。
たとえば、下記のような英文があったとします。実際に意味を取ってみましょう
I was reading a book which my father gave me yesterday.
もしこの英語を、「私は昨日、父が私にくれた本を読んでいた」と意味を取った場合、以下のような順番で意味を取ったはずです。
実は、このように英文の中を、行ったり来たりして意味を取る方法を「返り読み」と言います。英語と日本語では語順が違うので、私たちは学校でもこの「返り読み」式の英語理解を教わってきましたし、それに何の疑問も持ってこなかったと思います。
しかし、このような「返り読み」をしている限り、英語を聴いたそばから理解する「即聴即解」など、なかなかできるようになりません。
「返り読み」式の英語理解の方法では、リスニングの場合、ネイティブの話を聴いているときに、頭の中で英文の中を行ったり来たりしながら理解していくので、最初に何を言われたのか分からなくなる、途中で意味が飛んでしまうといった問題が起きます。
また、リーディングでは、英文を速く読めない、具体的には、TOEICのリーディング・セクションを時間内に全問解答できない、英文のEメールの処理にとても長い時間がかかるといった問題が起きます。
「返り読み」式の英語理解の方法では、リスニングの場合、ネイティブの話を聴いているときに、頭の中で英文の中を行ったり来たりしながら理解していくので、最初に何を言われたのか分からなくなる、途中で意味が飛んでしまうといった問題が起きます。
また、リーディングでは、英文を速く読めない、具体的には、TOEICのリーディング・セクションを時間内に全問解答できない、英文のEメールの処理にとても長い時間がかかるといった問題が起きます。
つまり、「返り読み」式の理解は、英語を聴くときも読むときも、英語を日本語の語順に入れ替えて理解するので、そもそも英語を正確に聴き取ることも、速く正確に読むことも、原理的に無理な話なのです。
そして、この絶望的な状況を解決するのが、スーパーエルマーの「SIM同時通訳方式」です
「SIM同時通訳方式」では、英語を下記のようにセンスグループ(意味のまとまり) ごとに区切り、そのつど、内容を理解していきます。
つまり、スーパーエルマーの「SIM同時通訳方式」では、英語をセンスグループ(意味のまとまり)ごとに区切り、そのセンスグループごとに、「英語の語順」のまま意味を取っていくのです。
こうした方法なので、「返り読み」をすることなく、文頭から文末まで一直線に理解していくことができ、最後のセンスグループが終わると同時に、文章全体の意味も取れている状態になります。これは英語を聴くときも、読むときも同じです。
もしかすると、最初は上記のような「ブツ切り」の日本語訳の形で意味を取っていくことに違和感を感じるかもしれません。しかし、英米人と同じように、英語を「英語の語順」で理解できるようになるためには、この方法が一番近道なのです。スーパーエルマーの受講生が軒並み、TOEICで大幅スコアアップを達成しているのはその証拠です。
従来の「返り読み」式理解の最大の問題点は、訳すように言われていないのに、わざわざ英語をきれいな日本語訳に訳して理解することで、即聴即解と速読を自ら不可能にしている点にあります。
訳すように言われたら、きれいな訳をする必要がありますが、私たちのふだんの生活では、純粋に英語を「理解する」ことだけを求められていることがほとんどなのではないでしょうか。その意味で、英語を「理解」するにあたっては、このように「センスグループ」ごとに、「英語の語順」のまま意味を取っていく方法が最も合理的なのです。